2017年09月12日
雑誌「コマーシャル・フォト」は、広告、エディトリアル、ファッション、音楽など様々なジャンルで活躍するプロフェッショナルのための写真&映像展示会「Photo EDGE Tokyo 2017」を、2017年10月20日(金)に開催します。フォトグラファーやクリエイターによる講演、最新機材の展示コーナー、協賛各社によるセミナーなど、プロのための学びの場を提供すると共に、夕方からは懇親会も開催します。
Photo EDGE Tokyo 2017 概要
対象:
プロフェッショナル・フォトグラファー および
写真&映像業界で働くプロフェッショナル
日時:
2017年10月20日(金)
12:30-20:30(受付開始12.30)
(展示会 12:30-18:30 / セミナー 13:15-18:20 / 懇親会 18:30-20:30)
会場:
ヒューリックホール&ヒューリックカンファレンス (浅草橋)
東京都台東区浅草橋 1-22-16 ヒューリック浅草橋ビル
http://hulic-hall.com/access/
参加費:
無料・事前登録制
参加登録Webサイト:
https://www.genkosha.co.jp/edge/
主催:
玄光社 「コマーシャル・フォト」
後援:
日本広告写真家協会 / 日本映像スタジオ協会 / 日本REPエージェンシー協会
協賛:
アドビ システムズ / オリンパス / キヤノンマーケティングジャパン / ケンコープロフェショナルイメージング / サイコム / シグマ / セコニック / ソニーマーケティング / TSUKUMO(Project White)/ ニコンイメージングジャパン / ニッシンジャパン / 日本HP・インテル / パソコン工房(ユニットコム)/ ハッセルブラッド・ジャパン / パナソニック / フェーズワンジャパン・DNPフォトイメージングジャパン / 富士フイルム / ブラックマジックデザイン / プロフォト / ブロンカラー(アガイ商事) / マウスコンピューター / raytek(サードウェーブデジノス)/ ワコム *五十音順
コマーシャル・フォト セミナー
会場:3階 カンファレンスルーム
コマーシャル・フォト編集部が企画するセミナーです。ドローン空撮、ストックフォト、レタッチなど仕事に役立つセミナーのほか、広告写真の第一人者・白鳥真太郎氏による広告写真についての特別講演を予定しています。
フォトグラファーのためのドローン空撮入門 13:30 - 14:20 フォトグラファーが動画の仕事に取り組むケースが増えていますが、いま動画の世界ではドローンによる空撮が大きな広がりを見せています。これから空撮を始めたいというフォトグラファーのために、安全・確実に撮影を行うためのノウハウ、仕事でドローンを飛ばす時に必要な法律の知識、プロならではの空撮テクニックなどを、日本を代表するドローン空撮チームのパイロットが解説します。 |
小林宗 (こばやし・しゅう) アマナグループ airvision パイロット 数多くのテレビCMやNHK大河ドラマ「真田丸」オープニングなどの空撮を手がけるairvisionに所属。airvisionではパイロットのほかカメラオペレーションもこなす。工作技術や電子工学など幅広い知識を生かし、様々な機器の改良や加工も得意としている。CG制作会社勤務の経歴もあり、特に自動車のメカニカルな部分に造詣が深い。 |
NHK大河ドラマ「真田丸」オープニング |
ストックフォトはこれからプロ写真家の主戦場になる 14:50 - 15:40 これまでフォトグラファーにとって「ストックフォトはサイドビジネス」という認識が主流でしたが、広告やメディア、写真をとりまく環境が大きく変化した現在ではどうでしょうか? 「ストックフォトはこれからプロ写真家の主戦場になる」と考える横木安良夫氏と、世界規模のストックフォトエージェンシー、ゲッティ イメージズの小林正明氏が、プロの目から見たストックフォトの可能性を探ります。 |
横木安良夫 (よこぎ・あらお) フォトグラファー 1975年、フリーランスの写真家として独立。広告、エディトリアル、ファッション、ヌード、ドキュメンタリー、CMと様々なジャンルで活躍。2009年よりテレビ朝日「世界の街道をゆく」のスチールとムービーを担当。新しいメディアとしてKindleの電子写真CRPを主宰。 |
小林正明 (こばやし・まさあき) ゲッティイ メージズ シニア・アート・ディレクター 同社に入社以前から長く国境や文化を越えた写真のライセンスビジネスに携わり、1980年代には、H.ニュートン、A.リーボヴィッツ、R.メイプルソープの写真を国内メディアに紹介。2004年2月より現職。 |
左:横木安良夫氏プロデュースの電子写真集プロジェクトCRP / 右:ゲッティイ メージズ Webサイト |
フォトグラファーが知っておくべきフォトレタッチの原則 16:10 - 17:00 雑誌コマーシャル・フォトの調べによると、フォトグラファーのうちPhotoshopを使って自らレタッチを行うのは75%にものぼります。そこでフォトレタッチの第一人者・栗山和弥氏に登壇してもらい、フォトグラファーが知っておくべきレタッチの原則、レタッチャーと一緒に仕事をする場合の合理的な仕事の進め方、知っておくと便利なPhotoshopの最新機能などについて語ってもらいます。 |
栗山和弥 (くりやま・かずや) CGクリエイター・フォトレタッチャー デザイナーとして活動した後、ハイエンド静止画処理ツール、グラフィックペイントボックスに魅了されて画像処理のノウハウを修得。1994年にPowerMac 8100が発売されたのを機に独立。1998年レタッチスタジオ・クリーチャー設立。現在、広告写真制作を中心に、10名のスタッフと多忙な毎日を過ごす。 |
左:トヨタ自動車「NEW TOYOTA 86」 / 右:モンスターストライク「リアル版 超・獣神祭 十二支再競争」 |
特別講演:広告写真の過去、現在、そしてこれから 17:30 - 18:20 広告写真の第一線で40年以上にわたって活躍し続ける白鳥真太郎氏。このセッションでは70年代の「カネボウ化粧品」に始まって、80年代から90年代にかけての「としまえん」「ラフォーレ原宿」、そして近年の「JR東日本 大人の休日倶楽部」に至るまで、白鳥氏がこれまでに手がけた膨大な仕事をスライドで振り返りながら、広告写真の過去、現在、そしてこれからについて展望します。 |
白鳥真太郎 (しらとり・しんたろう) フォトグラファー 国立千葉大学工学部写真工学科卒業後、株式会社資生堂宣伝部写真部、株式会社博報堂写真部 (現・株式会社博報堂プロダクツ) を経て、1989年に独立、白鳥写真事務所を設立。1993年 写真集『白鳥写真館』発刊。1999年 写真集『貌 KAO 白鳥写真館』発刊。2016年 写真集『貌・KAO・ 白鳥写真館「これから・・・」』発刊。公益社団法人日本広告写真家協会 (APA) 会長。 |
左:ラフォーレ原宿 / 右:写真集「貌・KAO・ 白鳥写真館「これから・・・」 |
参加登録Webサイト:
https://www.genkosha.co.jp/edge/
協賛社セミナー
会場:2階 ホール
Photo EDGE Tokyo 2017の協賛各社によるセミナーです。最新のプロフェッショナル向け製品、サービスについてのプレゼンテーションや、様々なフォトグラファーによるユーザーの立場からのセミナーを予定しています。
オリンパスセッション オリンパス・ミラーレス一眼による物撮りの可能性 13:15 - 13:55 オリンパスは「カメラグランプリ2017」において三冠受賞 (大賞、「あなたが選ぶベストカメラ賞」、およびレンズ賞) を達成しました。当セミナーでは、受賞モデルであるOM-D E-M1 Mark IIに搭載された、独自の深度合成やハイレゾショットなどの機能を物撮りに活用することをご提案します。スタジオだけでなくロケ先でも小型システムで簡単にここまで撮れる、そのクオリティをご覧いただきます。 |
善本喜一郎 (よしもと・きいちろう)
フォトグラファー 東京ビジュアルアーツで森山大道、深瀬昌久に学ぶ。1983年平凡パンチ (マガジンハウス) 特約フォトグラファーとなり、ブルータス、ポパイ、ターザン、リラックスで活躍。2004年「年鑑日本の広告写真」に北島康介Arena2002広告で入選 (以後三連続入選)、2016年写真展「JINDAIJI」 (オリンパスギャラリー東京) 開催。宣伝会議にて編集ライター養成講座、フォトディレクション講座担当。公益社団法人日本広告写真家協会 (APA) 専務理事。 |
プロフォトセッション 「世界最小のスタジオライト」Profoto A1 の魅力 14:00 - 14:40 9月19日に発表したばかりの「世界最小のスタジオライト」Profoto A1 の紹介、ポートレート撮影の実演、ロケ撮影に投入したインプレッションを Profoto 公認トレーナーの河野鉄平氏にお話しいただきます。*講師と内容を更新しました(10月10日)。 |
河野鉄平 (こうの・てっぺい)
フォトグラファー 1976年東京都生まれ。明治学院大学卒業。写真家テラウチマサト氏に師事。写真雑誌「PHaT PHOTO」の立ち上げの参加。2003年独立。コマーシャル全般の撮影のほか、写真•カメラ雑誌での執筆も多数。セミナー多数。著書に「プロワザが身につくストロボライティング基礎講座」(玄光社)、「もっと撮りたくなる写真のアイデア帳」(MdN)など。2014年、TIPギャラリー、2015年ポーラミュージアムアネックスで個展開催。Profoto公認トレーナー。 |
HP & インテル & EIZOセッション フォトグラファーのためのPC/モニター機材の選び方講座 14:45 - 15:25 カメラ機材だけでなく、PCやモニターはクリエイティブワークに無くてはならない機材です。 フォトレタッチや4K動画編集など幅広い作業で効率的かつ安定稼働するPCは? 撮影現場や編集作業に最適なモニターは? 本セッションではHP&EIZOの担当者からフォトグラファーの皆様に最適なPC/モニターの選び方をご紹介いたします。 |
ハッセルブラッドセッション プロの視点からみるHasselblad X1D 15:30 - 16:10 ミラーレス中判デジタルカメラHasselblad X1D-50cが発売されて一年。ハッセルブラッドのHシステムをはじめとしてさまざまなメーカーのカメラを操る上田晃司氏が、プロの視点からX1D-50cがどのようなカメラなのかをご自身の体験をもとにお話します。 |
上田晃司 (うえだ・こうじ)
フォトグラファー 米国サンフランシスコに留学し、写真と映像を学ぶ。帰国後、フォトグラファー塙 真一 氏のアシスタントを経て、フォトグラファーとして活動開始。雑誌、広告を中心に、ライフワークとして世界中の街や風景を撮影。近年では、講演や執筆活動も行っている。 www.koji-ueda.com |
キヤノンセッション キヤノン 新TS-Eレンズ インプレッションセミナー 16:15 - 16:55 中・大判カメラの撮影スタイル「アオリ」を可能にしたTS-Eレンズ。キヤノンは、この冬、新たに3本のラインアップをリニューアル。(50mm/90mm/135mm) デジタル時代に対応した画質と操作性の進化とともに、マクロ撮影も可能になりました。この実力を、テストシューティングした写真家 望月孝氏が語ります。 |
望月孝 (もちづき・たかし)
フォトグラファー アジア6カ国を放浪取材の後、BIFE picturesを設立。広告を中心にポートレート、スチルライフ、ドキュメンタリー、ファッション、インテリアデザイン、建築、フードなど様々なジャンルで活躍中。 http://www.bife.jp/about/ |
ブラックマジックデザインセッション 動画新時代における次世代ワークフロー(DaVinci Resolve14) 17:00 - 17:40 「DaVinci Resolve14では、「編集」「カラーグレーディング」「オーディオ」を、1つのアプリケーションで完結できるよう更なる進化を遂げました。本セミナーでは千葉孝氏による撮影、カラーグレーディングまでのワンマンワークフロをカラーグレディングの実演とともにお話します。*講師と内容が変更になりました(10月4日)。 |
千葉孝(ちば・たかし)
撮影監督(DP)・デジタルイメージテクニシャン(DIT) (株)ソニーPCL入社。その後、撮影技術プロダクションを経て1998~2007年渡米後、チェコに移住。プラハでCMや映画の製作に参加。日本に帰国後はCMを中心にDP、DITとして活躍。カメラマンとしてだけでなく、4K撮影とデジタルワークフローの構築を得意分野とし、多数の映画・ドラマなどのテクニカルアドバイザーを手がける傍ら、自らダヴィンチレゾルブを使用したカラリストとしても活躍する。『月刊コマーシャルフォト』、『月刊ビデオサロン』などに記事を寄稿。 |
参加登録Webサイト:
https://www.genkosha.co.jp/edge/