写真学
写真とは何か、その誕生から未来まで
1839 年、世界初の実用的写真術「ダゲレオタイプ」が公表されてから170 年が経ちました。その後写真は急速に産業化し、19 世紀末に「フィルム」が発明されてからは映画や印刷技術にも応用され、20 世紀の映像産業全体を支えることになります。 そして今、「デジタル」時代の21 世紀、写真はどこへ向かって行くのでしょうか? この連載では写真の誕生と発展に関わった人たちと、産業としての成り立ちを振り返ることで、写真の未来を見つめていきます。
プロフェッショナルの登場 ガーニー
賞賛を浴びるブレディの前に現れたライバル 1850年代に入ると、どの大きな都市にも美しいダゲレオタイプを作るダゲレオタイピストが登場しますが 続きを読む
2010.07.13 | 安友志乃
プロフェッショナルの登場 ブレディ
アートの才能に恵まれたダゲレオタイピスト アメリカ写真の歴史上、もっとも著名であるのは、ブレディ(Mattew B.Brady)です。ニュー 続きを読む
2010.06.23 | 安友志乃
プロフェッショナルの登場 アンソニー
アメリカ初期の写真に重要なモールスの二人の弟子 他にも二人、アメリカ初期の写真に特筆すべき人物がいます。アンソニーとブレディーで、二人ともモ 続きを読む
2010.06.07 | 安友志乃
プロフェッショナルの登場 プランビー
ダゲレオタイプを事業として成功させた人々 技術的に未熟なダゲレオタイピストが多かった初期に、像を得ることに成功し、ダゲレオタイプを事業として 続きを読む
2010.06.07 | 安友志乃
東海岸の発達・資材商の淘汰と薬品メーカー
地理的な好条件から、あらゆる産業の施設が東海岸に集中 1850年代、スコビル、アンソニー、チャップマンを含む資材商のほぼ全ては、東海岸沿いの 続きを読む
2010.05.31 | 安友志乃
プロフェッショナルの入り口で
知識や情報の交換も困難だった初期のダゲレオタイプ ダゲレオタイプが登場し、人類は像を残すことのできる新たなパラダイムの第一歩を歩きはじめまし 続きを読む
2010.05.21 | 安友志乃
開拓時代の人々 住居
現在のアメリカの平均的な住居、ジャイアント・ハウスにはほど遠く アメリカの住居というと、巨大なジャイアントハウスを想像される方も多いと思いま 続きを読む
2010.05.07 | 安友志乃