写真学
写真とは何か、その誕生から未来まで
1839 年、世界初の実用的写真術「ダゲレオタイプ」が公表されてから170 年が経ちました。その後写真は急速に産業化し、19 世紀末に「フィルム」が発明されてからは映画や印刷技術にも応用され、20 世紀の映像産業全体を支えることになります。 そして今、「デジタル」時代の21 世紀、写真はどこへ向かって行くのでしょうか? この連載では写真の誕生と発展に関わった人たちと、産業としての成り立ちを振り返ることで、写真の未来を見つめていきます。
失意のアメリカ写真の父
モールスとドレーパーのパートナーシップの終わり ウォルコットとジョンソンが世界初のダゲリアン・パーラーをニューヨークに開いた1840年の夏、 続きを読む
2010.04.13 | 安友志乃
ウォルコットとジョンソン
二人の青年の自由な発想とひらめきが歴史を塗り替えた 1839年10月6日、ニューヨークの歯科器具用品メーカーの職人で化学の知識を持つウォルコ 続きを読む
2010.03.27 | 安友志乃
開拓時代の人々 日々の食卓
厳しい自然の影響を受けたアメリカならではの食文化 そもそもアメリカは、ポテトが主食だったゲルマン系の人々から出発したのですが、もともと食にさ 続きを読む
2010.03.26 | 安友志乃
開拓時代の人々 西への旅
豊かな大地を求め西へと移動し続けた開拓者たち アメリカの文献を調べてゆくと、入植者(セトラー/settler)と移民(イミグラント/emig 続きを読む
2010.02.26 | 安友志乃