Gallery's Now!

東京・新宿 エプソンイメージングギャラリー エプサイト

インクジェットを写真表現の選択肢のひとつに

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都庁前高層ビル群の一角にあるのがプリンターメーカーエプソンが運営する「エプソンイメージングギャラリーエプサイト」だ。

エプサイトがオープンしたのは、まだ銀塩写真が主流であった1998年。市場にまったく認知されていなかったインクジェットを知ってもらうよう、様々な作家とコラボレーションし、インクジェットプリントによる写真展を開催した。

インクジェットが定着した2005年以降、様々な風合いを実現できる用紙が登場。紙の多様性とともにインクジェットの表現力が一気に高まった。そういった中、どうやって写真作品をインクジェットで表現していくのかを常に模索してきたという。

写真展は企画展と公募展を開催。企画展は旬な作家、またエプソンが今取り上げるべき作家に依頼している。公募展は2017年3月に規約を一部変更。2017年10月~2018年4月の展示から半期に1組、最も優れた展覧会について優秀賞を選出することとなった。以前は作品だけで支援する展示を決める「スポットライト制度」を行なっていたが、今後は「どのような展示を行なったか」が重要な選考基準となる。

「エプソンはプリンターメーカーなので、他のメーカーギャラリーとは立ち位置が違う。プリントでできる文化貢献ということを考えながら、今後も展示を行なっていきたい」(エプソン販売プロフェッショナルアートプリンター・小澤貴也氏)。

特長・利用方法

ギャラリーの特長:プリンターメーカーであるエプソンが運営する写真専門ギャラリー
展示作品のジャンル:写真によるアート作品(エプソン製インクジェットプリンターで制作した作品に限る)
スペース:床面積=約39m² 天井高=3m 展示壁長=31.9m
会期:約2週間(公募展)/約1ヵ月(企画展)
DM・リリース配信:
客層:展示によって異なるが、写真好きのコア層が比較的多い

エプソンイメージングギャラリー エプサイト
住所:新宿区西新宿2-1-1 新宿三井ビル1階
最寄り駅:東京メトロ丸の内線西新宿駅より徒歩4分、都営大江戸線都庁前駅より徒歩2分、JR・小田急線・京王線新宿駅より徒歩8分
TEL:03-3345-9881
開廊時間:10:30〜18:00
休廊日:日曜日・夏期・年末年始
URL:www.epson.jp/katsuyou/photo/taiken/epsite/


※この記事はコマーシャル・フォト2017年12月号から転載しています。


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