誰でも気軽にストックフォトビジネスを始められるのがiStockphotoの大きな特徴。コントリビュータになるには、テスト（といっても簡単な選択クイズのようなもの）と、写真審査があるが、手続き自体は全てネット上で行なわれるので、とても簡単だ（審査、およびその後の写真出品はすべて無料）。

21歳以上であればプロ／アマ、有名／無名は問わない。サイトでは匿名勝負。主婦や学生、他の仕事を持つ人も数多く出品している。
実績、経験のあるプロフォトグラファーにしてみれば「なんでアマチュアと一緒に」と思うかもしれないが、サイトを見てみると、人気のある作品はやはりレベルが高く、海外ではプロフォトグラファーも多く参加しているという。

また、独立したばかりでまだ実績の少ないフォトグラファーやプロを目指す学生、アシスタントにとっても、世界マーケットで自分の写真、コンセプト、アイデアを問えるチャンスでもある。つまり「自分の写真にニーズがあるかないか」の勝負なのだ。もちろんそんなに大げさに考えなくても、「手軽な副収入」という考え方もありだ。

iStockphotoの仕組み

コントリビュータへの道

まず会員登録をしてから、写真、イラストなどのコントリビュータジャンルを選択。

チュートリアルは各ジャンルごとに用意されている。

写真用は解像度やライティングなど、写真技術の基本的なことが書かれている。フォトグラファーならその辺は斜め読みでもいいが、著作権、肖像権などのライツマネージメントの項目は、ストックフォトに写真を提供する上で、重要なポイントなので熟読を。

全13問のテスト。選択形式。全問正解しなくてはならないが、何度でもトライできる。

フォトデータをアップロード。3枚とも審査に通れば合格。NGの写真は添削されるので、審査通過写真が3枚に達するまでトライ。

iStockphotoと契約を結び、以降、コントリビュータとして写真をアップできる権利を得る。