iStockphoto入門

人気のテーマを見つける ②日本の伝統を撮る

個々のコントリビュータの作品を見ていくと、それぞれ専門分野とも呼べそうなテーマや被写体を持っていることがわかる。

Flag Faces
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©iStockphoto.com/duncan1890
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©iStockphoto.com/duncan1890

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©iStockphoto.com/duncan1890

男の子の顔に世界各国の国旗をペイント。オリンピックやワールドカップといった世界的なイベント時はもちろん、様々な用途が想定されるアイデア作だ。


ガラスに描かれたグラフ
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©iStockphoto.com/TommL
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©iStockphoto.com/TommL

人気のテーマ「ビジネス」の中でも使用度が高い。多くのコントリビュータが同じテーマの画像を提供中。

「和」をテーマに撮影する

これにならって、自分なりの専門分野を持ってアピールすれば、注目度はアップしそうだ。独自性があり、まだストック数が少ない分野を選びたいところ。例えば「和」のイメージを美しくグラフィック化してみるのはどうだろう。

どんな写真がストックされているのか、「日本」をキーワードに検索してみる。

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竹林、和傘、着物など、京都の絵ハガキにありそうな写真がアップされているが、芸者のタイトルがありながら妙に京劇風だったり、寿司もカリフォルニアロールのようなアメリカナイズされたものだったりと、日本人としては違和感を覚える写真も…。せっかく日本から出品するなら、純粋な日本文化をビジュアル化すれば一つのブランドとして成立しそうだ。

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©iStockphoto.com/Simon Oxley

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©iStockphoto.com/Kelly Cline

特に陶芸や能面など芸術品・伝統工芸品は歓迎される。被写体そのものが貴重であるだけでなく、制作過程も撮影できれば、強いメッセージ性のある写真になるからだ。ただし芸術品の場合、撮影や掲載の許諾を得るのが難しい場合がほとんど。撮影できるチャンスがあれば、ぜひとも押さえておきたい。

日本のシーズンイベントを撮影する

また、前回説明した「季節もの」で和を表現するのもいいだろう。風景写真は既存のストックも多いが、七夕、十五夜といった行事の写真は見当たらないし、年賀状シーズンに欠かせない「干支」は、時期が迫ると個人からの問い合わせも増えるそうだ。そこで、過去3年の干支であるネズミ、牛、虎の画像を検索すると、数百回売れたコンテンツがズラリ。中には1000回以上売れているコンテンツもある。

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©iStockphoto.com/Valerie Loiseleux

来年の干支・ウサギに関しては、そこまで目立った動きはない。ウサギの画像全て合わせても200点未満、年末に向けて増加は必至だが、需要に先駆けるなら今がチャンスだと思われる。

新たに用意するなら、あえて年賀状を意識し、文字の配置などハガキとしての使い勝手の良さを追求しよう。そして、ウサギのかわいらしさだけでなく、躍動感や温もりを感じさせてみたり、思いきりアップにしたりと、様々な工夫をこらして斬新なウサギ像を目指してほしい。

人気コントリビュータを目指すなら、専門性・ニッチを見つけるのは大切なポイント。身近すぎて見逃してしまいそうな日本の風物詩の中にビジュアル化できるものはないか、柔軟な発想力を心がけながら探してみるといいだろう。

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