写真学
写真とは何か、その誕生から未来まで
1839 年、世界初の実用的写真術「ダゲレオタイプ」が公表されてから170 年が経ちました。その後写真は急速に産業化し、19 世紀末に「フィルム」が発明されてからは映画や印刷技術にも応用され、20 世紀の映像産業全体を支えることになります。 そして今、「デジタル」時代の21 世紀、写真はどこへ向かって行くのでしょうか? この連載では写真の誕生と発展に関わった人たちと、産業としての成り立ちを振り返ることで、写真の未来を見つめていきます。
保守的なアメリカの一面 Blue Law
植民地時代から規制されていた日曜日の娯楽や飲酒 アメリカは自由の国でありながら、その実、とても保守的な一面があります。それがよく現れているも 続きを読む
2012.01.24 | 安友志乃
カート・デ・ヴィジットの登場
名刺のように小さなカード型写真の人気が広まる アンブロタイプ期の終わりにもう1つ、忘れてはならない写真の形態「ファミリーアルバム」が登場しま 続きを読む
2011.11.02 | 安友志乃
アンブロタイプの終りに
大型ポートレイトの登場 1857年のハーパース・ウイークリーには「ライフサイズ・ポートレイト(実寸大のポートレイト)の登場は肖像画家たちの命 続きを読む
2011.08.29 | 安友志乃
現代のアメリカ アメリカのプロ写真家の「写真学校で教えて欲しかった!」
プロになって、「これ、学校で教えといてくれればよかったのに」と思うこと、ありませんか? 今回のアメリカ付記は趣向を変えて、現代のアメリカのプ 続きを読む
2011.06.06 | 安友志乃
アンブロタイプ パテント問題と衰退
アメリカで根強い人気を保ったアンブロタイプ 1800年代中期以降、紙印画の写真はアメリカにとって重要な役割を果たすことになるのですが、一方で 続きを読む
2011.05.11 | 安友志乃
開拓時代の人々 祖先の歴史
あるアメリカ人のルーツをたどり、開拓時代の様子を知る 日本人であれば、多くの家庭で、いわゆる「本家」に行くとお仏壇の中に「過去帳」があるので 続きを読む
2011.03.17 | 安友志乃
アンブロタイプから紙印画へ
印刷技術の発達が写真のプロセスを変えていく 1855年、夏の時点でアンブロタイププロセスはアメリカ国内で非常によく知られるようになり、185 続きを読む
2011.03.03 | 安友志乃
アンブロタイプのはじまり
コロディオン法を改良したアンブロタイプ 1854年6月、ボストンに住むジェームス・アンブロス・カッテイング(James Ambrose Cu 続きを読む
2011.02.10 | 安友志乃