【ワインボトル撮影のポイントとアイデア】
「ガラス瓶の光沢感」「瓶の立体感」「液体の透明感」「前面のラベルの描写」
「色のある瓶、液体の正確な色再現」「切り抜きカットのエッジ表現」などが、
ワインボトルや洋酒などの商品撮影、切り抜きカット撮影のポイントです。
基本的なライティングは3灯。
メインライトはラベルの部分が明るくなるようにトップやや手前から入れます。
サイドからのハイライトは、通常、ボトルの左側に縦長に入れ、光沢感を出します。
背景はアクリルボードをセットして、その後ろからライトを入れ、透過光で瓶の内部を明るくします。
ワインボトルの基本ライティング
トップ、サイド、背景(バックライト)3灯、「白バック」の基本ライティング。
背景を飛ばす場合、ボトルと背景の明るさ比はボトル1:背景2〜2.5(ボトルf11適正の場合、背景f16.5)。
切り抜き写真の「黒締め」のポイント
黒ボードは真横に入れない
黒いボトルの肩のハイライトは後からレタッチで消す方が簡単
黒川隆広
くろかわ・たかひろ/amanaにて、30年間、商品撮影を中心に活動。2016年退社後、アライアンス社員として連携。現在は大手ECサイト商品撮影講座講師、写真の学校特別講師他、セミナー、イベントなどで写真の学びの場を提供。プロからアマチュアまで、また企業から個人向けまで、プライベートレッスンも受け付けています。
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黒川隆広「商品撮影」基礎レッスン ReEdit バックナンバー 一覧
04 円形のカラーサンプル撮影方法/同じ形の「こぼれカット」を撮る
10 ライティングが上達するコツはモノクロで確認すること/写真を見るときの背景色に注意
12 クリップを使い、小さな被写体を斜めにセットする/耐震マットで小物を吊して撮影
13 指輪の背景にシルバーマットを使う/ビーズクッションを背景として利用
14 スープの具材を液面に並べる/被写体を傾け真俯瞰のアングルをつくる
コマーシャル・フォト 2025年1月号
【特集】フォトグラファーたちの これまでとこれから
2024年もそろそろ終盤。フォトグラファーたちが2024年に発表した作品や仕事、取り組みを作品とインタビューとともに掲載。それぞれの写真観や作品制作、仕事についてなどたっぷりと語ってもらった。
ソン・シヨン、𠮷田多麻希、濱田英明、金本凜太朗、服部恭平
FEATURE 01 薄井一議「Showa99 / 昭和99年」
FEATURE 02 金澤正人「KANA Kana Kitty」
【好評連載】
■GLAY CREATIVE COLLECTION 2024- VOL.06
GLAY 30th Anniversary ARENA TOUR 2024-2025 “Back To The Pops” OFFICIAL GOOD
■Create My Book -自分らしいポートフォリオブックを作る
Vol.5 「みくふぉと」 金村美玖
■ニッポンフォトグラファー探訪 Vol.08
長野の森で過ごしながら、日常の視点で撮り続ける 砺波周平
■写真を楽しむスペシャリストたち 中野敬久