【ライティングが上達するコツは
モノクロで確認すること】
カラー写真では色に誤魔化されてしまい、
ライティングで一番重要な「階調」が判断しにくい時があります。
モノクロ写真では、見せたい場所に光があたっていて、
グレーの濃度差がきちんと出ていなければ、立体感のある写真になりません。
カラーが基本のデジタル撮影でも、一度データをモノクロ(グレースケール)にして
確認することが、ライティング上達の一つの方法です。

モノクロにすると階調がきれいに表現できていない。
Aはコントラストがつきすぎ。いわゆる硬すぎる写真。
Cはコントラストがなく、いわゆる眠い写真。
モノクロにして見ると、Bがハイライトからシャドーまで階調の差が
きれいに出ていることがわかる。
【写真を見るときの背景色に注意】
写真をモニターで見る時、背景色が暗いと、目の錯覚で写真が鮮やかに見え、
背景色が明るいと写真が沈んで見えます。
たとえばPhotoshopの作業スペースを黒にして明るさを調整して、
実際に白い紙に印刷したら写真が暗かったということもあります。
媒体のベース色に合わせた背景色で画像編集することが必要。
媒体のベース色に合わせて写真の明るさを微調整するようにします。


その写真が白い背景色の媒体で使われると、印象が変わってしまう。
黒川隆広
くろかわ・たかひろ/amanaにて、30年間、商品撮影を中心に活動。2016年退社後、アライアンス社員として連携。現在は大手ECサイト商品撮影講座講師、写真の学校特別講師他、セミナー、イベントなどで写真の学びの場を提供。プロからアマチュアまで、また企業から個人向けまで、プライベートレッスンも受け付けています。
kuro1868@icloud.com
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黒川隆広「商品撮影」基礎レッスン ReEdit バックナンバー 一覧
04 円形のカラーサンプル撮影方法/同じ形の「こぼれカット」を撮る
10 ライティングが上達するコツはモノクロで確認すること/写真を見るときの背景色に注意
12 クリップを使い、小さな被写体を斜めにセットする/耐震マットで小物を吊して撮影
13 指輪の背景にシルバーマットを使う/ビーズクッションを背景として利用
14 スープの具材を液面に並べる/被写体を傾け真俯瞰のアングルをつくる

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