CINEMA EOS SYSTEM

EOS C300 Markll 制作事例「キヤノン EOS 80D スペシャルムービー」

キヤノン キヤノンマーケティングジャパン EOS 80D EOS 80D

img_products_eosC300m2_05_01.jpg
img_products_eosC300m2_05_02.jpg
img_products_eosC300m2_05_03.jpg
cweb.canon.jp/eos/special/80d/
企画制作=TUGBOAT+博報堂+東北新社 Pr=河西正勝・野中直 Dir=柿本ケンサク P=中原昌也・近藤ナオユキ L=森寺テツ ST=川崎剛史 HM=勇見勝彦 SE=高橋直樹 ED=松本千明/田端俊明 MA=福森彩奈 PM=青木卓郎

暗がりの中でぶつかり合う男たちをEOS C300 Mark llで捉える

薄暗い空間で激しく体をぶつけ合ってボールを追いかける男たち。時には突き飛ばされて場外に出ることも。カメラを構える妻夫木聡さんも次第にその世界にのめり込んで夢中でシャッターを押す。

EOS 80Dのスペシャルムービーはウィルチェアーラグビーという競技の代表選手を被写体にして、暗がりに浮かび上がる彼らの生々しいプレーを捉えている。

「プレーする彼らを撮るのに、大掛かりなセットを作って、ステージライトを当てて、『どうだかっこいいだろう』と魅せるような演出にはしたくなかった。

彼らは誰も見たことのない超人的な技術とパフォーマンスを持っている。そこで、なるべくそのままのかっこよさを撮りたかった。そのためにはできるだけ明るさを抑えて、ポツンと射すライティングでプレーをしている彼らを撮りたかったんです」と語る柿本ケンサク監督。

EOS C300 Mark llを3台使用して、目の前でそのプレーを見ているかのような迫力のある映像に仕上げた。

img_products_eosC300m2_05_04.jpg

Interview 柿本ケンサク(ディレクター)

img_products_eosC300m2_05_05.jpg かきもと・けんさく
OFFICE作所属。theatre-tokyo 支配人。映像作家、写真家として映画、TV-CM、MV等を中心に活動。
www.kensakukakimoto.com

4Kでもコンパクトで使い勝手がいい
EOS C300 Mark llを選びました

──動きが予測しづらい未知のスポーツ、ウィルチェアーラグビーを映像でどう捉えようと考えたのですか。

柿本 予めシミュレーションしているところとそうでないところがあります。嘘っぽくはしたくないので、そこは撮りながら選手と相談していきました。

──柿本監督はEOS C300、EOS C500、EOS-1D Cなど、CINEMA EOSのカメラで様々な映像作品を残しています。今回のEOS C300 Mark llにはどんな印象をお持ちですか。

柿本 もともとC300でも満足していたので、C300 Mark llでさらにブラッシュアップされて、しかも4Kに対応してくれたのはありがたいですね。

最近はシネマカメラも進化して、このカメラだからいいという特徴を見出しにくいんですけど、まずは4Kに対応してくれている。今は4Kでもドローンとか、3軸ジンバルにつけて撮るケースも増えているので、軽量化されているカメラの中でも使い勝手のいいC300 Mark llを選びました。

──Canon Log2で収録したそうですね。

柿本 まずカラコレがしやすかったです。暗いシーンの撮影だったので、グレーディングでどこまで残せるかというのは気になっていました。Canon Log2は暗部を持ち上げる仕様になっているので、明るく撮って、後で黒のトーンを締めるのが狙いだったのですが、シャドー部も綺麗に出て、グレーディングもやりやすかったですね。粒子が粗くなることもなかったです。

──オートフォーカス(以下AF)にも興味があるとか。

柿本 そうですね。今回の撮影では妻夫木さんの撮影シーンでAFを使っています。4K収録はフォーカスが難しくて、リテイクが多いんですね。ムービーの世界ではフォーカスは送るものだという意識がまだ根強いんですけど、AFが進化したと聞いて気になっています。AFならではの機能を活かせれば撮影も変わると思います。スポーツや動きの速いものを撮る時にAFが使えたら助かります。オリンピックなど、リアルなスポーツの現場ではライティングもできませんし。撮影部がフォーカスから解放されることで、例えば表現のこととかもっと先に先に僕らが行けるというのはいいことだなと思います。

ハンディでドキュメントに近いやり方で人を追いかけることも多いので、AFが使えるのはありがたいですね。ただまだEFレンズしか対応していないんですよね。シネマレンズでも使えるようになれば、興味あるのでぜひ使ってみたいです。


協力:キヤノン(株)/キヤノンマーケティングジャパン(株)
CINEMA EOS SYSTEM ホームページ canon.jp/cinema-eos


関連記事

powered by weblio




バックナンバー

コマーシャル・フォLINE公式アカウント

プロ機材

SPECIAL!

ピックアップコンテンツ

  • PhotoshopNavi
  • 最先端の現場+α ソニーα制作事例
  • 一眼ムービーなんて怖くない!
  • Still Life Imaging -素晴らしき物撮影の世界-

プロのためのレンタル撮影スタジオ検索 studio DATA BASE

写真・映像・イラストと出合うウェブマガジンPICTURES

中古カメラ検索サイト! CAMERA fan:カメラファン