新製品ニュース

ミラーレスカメラのひとつの最終形態 ニコンZ 9ついに発売へ

価格:オープン/2021年内発売予定(11月2日10:00〜予約開始)

ニコンZ 9

主な特長

  • AF性能は世界最多9種類の被写体検出
  • 世界初のReal-Live Viewfinderを搭載
  • 2時間以上の内部記録が可能な8K UHD/30p動画

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ニコンZ 9にNIKKOR Z 24-70mm f/2.8 Sを装着。


ニコンはかねてより開発発表を行なっていたフルサイズミラーレスカメラZシリーズの新モデル「Z 9」を2021年内に発売予定。予約販売受付は11月2日10:00から開始。

AF性能

積層型CMOSセンサーと新画像処理エンジンEXPEED 7、ディープラーニング技術を用いて開発したアルゴリズムの搭載、Zマウントシステムとの連携でAF性能が飛躍的に進化した。近年のミラーレスカメラに搭載されている人物、犬、猫、鳥検出にくわえ、車、バイク、自転車、列車、飛行機の被写体を識別して検出する。9種類の被写体検出は世界最多となる(※2021年10月28日現在、ミラーレスカメラにおいて。ニコン調べ)。

−8.5EVの低輝度や逆光時、ニコンの一眼レフカメラで好評な「3D-トラッキング」を搭載。追尾性能に優れているので、室内や動きの速いスポーツ撮影にも安心。また、「オートエリアAF」のフォーカスポイントが、Z 7IIと比べ81点から405点に増え、小さな被写体でも逃さず追尾できる。置きピン派に嬉しい「ダイナミックAF」は範囲がS、M、Lから選べ、撮影シーンに合わせて使い分けられる。

Real-Live Viewfinder

カードに記録するためのデータと、ファインダーやモニターに表示するデータを個別に処理することにより搭載可能になった「Real-Live View finder」。「ブラックアウトフリー」とは異なり、実際の被写体の動きをまさにカメラを通さず自分の目で見ているような感覚で、被写体の一瞬の動きも見逃さない。

輝度を3000cd/m2まで調整できるQuad-VGAパネルの搭載により、屋外スポーツなど周囲が明るい場所でも被写体をクリアに確認できるのも頼もしい。

動画性能

さらに世界最長(※2021年10月28日時点)、125分の8K UHD/30p動画の内部記録にも対応。動画用に調整された「ピクチャーコントロール」は自然な見た目と色合いによる映像表現が可能で、撮って出しを求められる報道系のニーズにも応えるもの。また、ボティ内VR、シンクロVRにくわえ、電子手ブレ補正も使用可能に。NIKKOR Zレンスの使用時においては、手持ち撮影時のブレを検出し、補正してくれる。

また、8K UHD/60p対応のRAW動画内部記録をはじめ、様々な機能を搭載するファームウェアのバージョンアップが予定されており、動画ユーザーも納得するプロフェッショナル機へと進化し続ける。

ニコンが打ち出す「ミラーレスのひとつの最終形態」とも言える本モデルは、来る北京五輪のスポーツフォトグラファーにはもちろん、ミラーレス機の購入を検討していたユーザーに確実に刺さる一台だ。

有効画素数:約4571万画素 / 記録メディア:CFexpress カード(Type B)、XQDカード / ISO感度:常用ISO感度ISO64~25600、拡張ISO感度ISO32〜102400 / 液晶モニタ:3.2型TFTタッチパネル、縦横チルト式、約210万ドット / 外寸:約149×149.5×90.5mm / 質量:約1160g(本体のみ)

お問い合わせ先:ニコンカスタマーサポートセンター(0570-02-8000)

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