新製品ニュース

キヤノン 8K映像コンテンツの制作をサポートする機器を開発

映像表現の可能性を拡大する次世代の映像機器

キヤノンは、8Kに対応するCINEMA EOS SYSTEMのカメラおよび業務用ディスプレイを開発。今後はこれらをさらに発展させ、入力・出力ともに、8K映像はもちろん8Kから4Kへのダウンコンバートおよび4Kクロップなど、映像制作現場でのスムーズなワークフローの提供に貢献することを目指すという。

newproduct_20150911_canonCinemaEOS8K_I.jpgCINEMA EOS SYSTEM 8K カメラ  ※画像はイメージ

今回開発したCINEMA EOS SYSTEMの8Kカメラは、自社製スーパー35mm相当サイズのCMOSセンサーにより、8,192×4,320(有効画素数約3,539万画素)の高解像度においても60fpsのフレームレート・13STOPのハイダイナミックレンジ、表現豊かな広色域を実現。キヤノンの撮影用交換レンズ「EFレンズ」が使用可能なEFマウントを採用しており、高い機動性と操作性でさまざまな撮影スタイルと映像表現に対応する。

8K超高精細ディスプレイは、独自の画像処理技術を用いて高輝度・高コントラスト(HDR)・広色域表示、人間の視認限界に迫る300PPI超の画素密度を実現。8Kカメラとの組み合わせにより、今までにない映像表現を提供する。

また、有効画素約1.2億画素の一眼レフカメラを試作。現行EOSシリーズのプラットフォームに高画素CMOSセンサーを搭載し、実物が目の前にあるような質感・空気感・臨場感を再現する。ポスターなど大きいサイズでのプリント出力はもちろん、撮影画面の一部を切り出すトリミングによる部分拡大でも、十分な解像感が得られる。


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