2019年12月23日
機材レンタル/ステージ演出会社でBlackmagic製品の統一化が進む
This World Productions:Illenium「Ascend」ツアー Photo by Emma Paige
2019年も残すところあと1週間余り。本年もたくさんの音楽フェスティバルやコンサートツアーが世界各地で開催された。その現場では、映像の撮影用、管理用、納品用の製品を含めたBlackmagicのライブプロダクションワークフローが数多く使用されたという。
その中には、リトル・ミックスやビリー・アイリッシュ、エルトン・ジョン、フォール・アウト・ボーイ、アンドレア・ボチェッリなどのアーティストや、Festival BeauregardやRocking the Daisies、Aftershock Festival、Sweden Rockなどのフェスティバルが含まれる。
放送やオーディオビジュアルのワークフローが共通化していく中、フェスティバルやツアーアーティストに提供するビデオをBlackmagic Designのハードウェアソリューションで統一化する機材レンタル/ステージ演出会社は増え続けている。2019年は、エンターテイメント市場で求められるビデオの量だけでなく、IMAG用4K制作の量も増加した。
This World Productionsのルーシー・オッケンデン氏は、より適応性が高く、ツアーに携行しやすいビデオソリューションの需要が高まっていると言う。
「ビジネスなので、自分たちのハードウェアシステムには制作過程のあらゆるステージで問題なく機能してもらう必要があります。Blackmagic Designの素晴らしさはその点にあります。セットアップのどの段階にどのような方法で導入しても、常にきちんと適合して動作すると信頼できます」
The LED Shed:Westlife「The Twenty」ツアー
Blackmagic Designソリューションの信頼性、パワフルな性能、さらに価格のバランスは、大手機材レンタル/ステージ演出会社の共感を呼び続けている。The LED Shedのディレクター、トム・レヴィット氏は説明する。
「ツアー中は、会場の特徴やステージングの特性など、常にいろいろな問題に直面します。したがって、自分の使用する機器がそのような問題のひとつにならないと確信できる価値は計り知れません」
The LED Shed:Westlife「The Twenty」ツアー
Bad Weatherのジョナサン・バンドゥリ氏は、Blackmagic Designは次のいくつかの点で理にかなっていると話す。
「ひとつは価格で、同じカテゴリーの他社製品より明らかな優位性があります。もうひとつは、同社が提供しているローカルサポートですね。Blackmagic Designはここ数年で大きな飛躍を遂げ、人々が過去に抱いたかもしれない躊躇をすべて吹き飛ばしました。自分たちの投資判断が正しかったと確信しています。この驚異的で柔軟なシステムの明るく長い将来を楽しみにしていますよ」
High End TV:Twenty Øne Pilots「The Bandito」ツアー
- コンプレックスを抱える男女のラブストーリー|デジタル短編映画「半透明なふたり」
- ミステリと言う勿れ|タイトなドラマ制作のグレーディングにDaVinci Resolve Studioが活躍
- Netflix映画「ドント・ルック・アップ」|イメージのフィルムルック維持を重視
- Cintel Scannerで何百時間もの水中映像をデジタル化|サメと遊ぶ伝説のダイバー
- 生の観劇体験と張り合う高品質なパフォーマンスを世界に配信|演劇用マルチカム
- ポーター・ロビンソン「SECRET SKY」VRコンサート、Blackmagic Designカメラで撮影
- Foo Fighters デヴィッド・グロール「What Drives Us」 URSA Mini Pro 4.6K G2/Pocket Cinema Camera 4Kで撮影
- 重森豊太郎氏、「niko and ... WINTER BOOK」をURSA Mini Pro 12Kで撮影
- 博報堂プロダクツ シズルチームdrop 初の映像作品「1/2」
- 瀧本幹也氏、BRUTUSの特集映像「恋の、答え。」URSA Mini Pro 12Kで撮影
- MisterWivesの配信「SUPERBLOOM: The Live Dream」Pocket Cinema Camera 6Kで撮影
- スウェーデンの子供向け冒険番組「Trex」Pocket Cinema Camera 4Kで撮影
- 構築中の最新鋭ライブ配信施設にUltimatteおよびATEM Constellation 8Kを使用
- トーンズ・アンド・アイMV「Fly Away」ポストプロダクションにDaVinci Resolve Studioを使用
- WANIMA 無観客ライブ|24台のMicro Studio Camera 4KなどBlackmagic製品を使用
- ホワイトハウス公式カメラマンのドキュメンタリー、Pocket Cinema Camera 6Kでリモート撮影
- スペインのMR Factory、リアルタイムのバーチャル制作にBlackmagic Design製品を使用
- エミー賞ノミネート26名がPocket Cinema Camera 6KとATEM Mini Proでライブ配信
- 起亜自動車アメリカのCM「Emmys Delivery Training」にBlackmagicの12Kカメラを使用
- ホラー映画「ALIVE.」Pocket Cinema Camera 4Kで撮影
- ワンショット撮影された劇場映画「Last Call」DaVinci Resolve Studioにてカラーグレーディング
- One World: Together At Home|エルトン・ジョン演奏シーンのポストプロダクションにDaVinci Resolve Studioを使用
- 包丁の製造会社ウイストフ、BMPCC 6KやATEMスイッチャーなどを使いライブ配信
- Stargate Studiosのリアルタイム・バーチャル制作システム「ThruView」Blackmagic Design製品で構築
- ProBalanceの公共広告「Stay Home」Blackmagic Designのカメラで撮影、DaVinci Resolveでグレーディング
- 映画「ファンタジー・アイランド」撮影にPocket Cinema Camera 4Kを使用
- リメイク版「エルム街の悪夢3」DaVinci Resolveで編集とカラーグレーディング
- アメリカのドキュメンタリー番組「The Most Dangerous Animal of All」Pocket Cinema Camera 4Kで撮影
- 映画「フォードvsフェラーリ」郷愁を感じるスタイルをDaVinci Resolveで作成
- ドラマ「左ききのエレン」DaVinci Resolve Studioでグレーディング
- Blackmagic Design製品で制作された2019年のコンサートおよび音楽フェスティバル
- マムフォード・アンド・サンズのコンサート用映像を「POCKET CINEMA CAMERA 6K」で撮影
- ボリウッドの大ヒット映画をDaVinci Resolveでグレーディング
- トライベッカ映画祭受賞作「Burning Cane」URSA Mini Proで撮影
- Blackmagic Pocket Cinema Camera 4K 制作事例/TOKI
- Blackmagic製品が演出の一部として機能するブロードウェイの人気舞台「Network」
- 彩度の低いルックが次第に鮮やかに エルトン・ジョンの「ロケットマン」
- Blackmagic URSA Mini Pro 制作事例/鈴木童也
- Blackmagic Pocket Cinema Camera 4K 制作事例/ハワード・フルタ
- オリジナルアニメから発想を得た温かいルックを構築「ダンボ」
- Blackmagic Pocket Cinema Camera 4K 制作事例/藤代雄一朗
- Blackmagic Pocket Cinema Camera 4K 制作事例/谷川英司
- ユニークなルックで登場人物の心情を表現「frozen expectation ジョウネツノバラ」
- 初のDolby Vision使用作「トゥモローランド」グレーディングの新たな試み
- 「予告犯」、Pocket Cinema CameraおよびDaVinci Resolveを使用