黒川隆広「商品撮影」基礎レッスン

TIPS篇 31 ライティングで浮遊感を出すアイデア

写真・解説:黒川隆広

クオリティと効率を求められる商品撮影では、ちょっとした工夫やアイデアで、仕上がりを良くしたり、後処理を簡単にしたり、撮影を効率的に進めることができるのです。

T31-01 .jpg

高さ15cmほどのクリスタルの置物を一発撮り。

宙に浮いているように見えますが、テグスで吊った訳でも、後からPhotoshopで合成した訳でもありません。

クリスタルは撮影台の乳白アクリルボード上に直置きしています。ポイントは下からの透過光で作った被写体の影。

乳白アクリルボード上の被写体は下から透過光を入れているため影は出ませんが、アクリルボードの裏に、丸く切った黒い紙を輪にしたセロテープで留めてフェイクの影を作ると、このように浮遊感のあるイメージが作れます。


T31-03ill.jpg

クリスタルの置物は乳白アクリルボードAの上に直置き。乳白アクリルボードは被写体が映り込まないようにマット面を上にしている。

乳白アクリルボートBをアーチ状に湾曲させ、被写体を覆うようにセット。その上からライト❶❷を打つ。

黒ペーパーはBのアーチに合わせてカット。ライト❶❷の光が背景に影響しないようにしている。

ライト❸はポリカラー(舞台照明用カラーフィルター)をつけて、背景に色を入れた。 ライト❹❺で下からの透過光を入れる。ライト❹にはポリカラーをつけている。

乳白アクリルボードAAの裏側に、丸く切った黒紙を貼って影を作ることで被写体が浮いて見える。その際、セロテープで輪を作り、ボードと黒紙との間を空けることで、自然な影ができる。



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